還暦までに整える。

60歳の還暦を迎えるまでに整えたい暮らしや仕事のあれこれを思いのままに綴ります!

何もしない日

一日、何も予定はいれずに家にいると決めていた。
60年近く生きてきたら、こういう日も必要だ。


家にいてやることは掃除、片付け、動画をみること。
それくらいと決めている。


そうそう、前日には玄関の片づけをした。
要らない靴をいくつか処分し、
下駄箱の上には必要最低限のものしか置かないと決めた。
約半日かかって、片づけた。片づけはやっぱりいい。
まあまあスッキリして気分はよいし、やったという充実感も心地よい。


さて、何もしないと決めたのに、そういう日に限って誘いは入る。


朝の散歩から帰ってきた夫が「でかけようか?」と言ってきた。
彼は先日受けた大腸ポリープ切除の後の出血が収まってきて、気分がいいのだ。
出血が続いた2日間は、まるでこの世の終わりみたいに、夫は一日中暗かった。


「たかがポリープ一個切ったくらいでなんだ」と、
つい悪態をついてしまった私だが、
あんな暗い顔して家にいられるくらいなら、
いつもは私がうんざりしている夫の習慣→「洋画を吹き替え版で大音量で観る」
をやってくれてたほうがまだまし!と思ったくらいだ。


だから、出かける気になるくらい元気になったのはいいのだが、
私の決意は固い。


「一日家にいて、特別なことは何もしない日」なのだ。


いろいろ近場おでかけプランをあげてた夫はあきらめて、
一人で回転ずしを食べに出て行った。
回転ずしくらい一緒に行って食べてもよかったかなと、
ちょっと悪いことした気持ちにもなったけど、ま、いいか。
付き合わなくてごめんよ、夫。


誘いはまだ続いた。そんな日に限って・・・


友人から近くであるイベントに誘われたのだ。
古い知り合いがユニット組んで歌ってるそうで、
曲名には懐かしいポップスが並んでいた。
普段の私なら、喜んで行くのだが、なんせ私の決意は・・・
そう、しつこいけど固いのだ。というわけで、却下。


で、私は結局、一日一歩も外に出ず、
最近はまっているドラマ「THIS IS US」を観て過ごした。
ついにシーズン1を見終えたぞ、でもジャックが亡くなったところが描かれずで、
これはまだ続くんだと思ったら、なんとシーズン6まであるではないか!
楽しみなんだけど、長いな~~~!
長いけど楽しみはまだまだ続くのだ~~と嬉しかったり。


何もしないんだけど、こうやって気持ちがあっち行ったりこっち行ったりも面白い。
そして、家で一日過ごすのも悪くないと思ったし、
こういう日常にも慣れていきたいと思った。


☆玄関の飾りはこのウサギだけ☆